そもそもなぜ消費者金融が経営難に陥っているのでしょうか。 数年前は羽振りが良かった大手の消費者金融も、民事再生法の適用を受けるなど、あらゆる消費者金融がいつ倒産してもおかしくない状況になっています。 その原因としては、まず 第一に、2008年9月のリーマン・ショックで資金繰りが悪化したことが挙げられます。 株価も大暴落し、世界全体に不景気の波が押し寄せました。 第二に、「過払い利息請求」が挙げられます。 「過払い利息」とは、消費者金融業界全体が、これまで「グレーゾーン金利」というものを元に、莫大な利益を得ていました。 グレーゾーン金利は、「利息制限法」という法律で決まっている金利の上限と、「出資法」と言われる法律で決まっている金利の上限との間のことです。 「出資法」の法律を破り、上限以上の金利を課すると、法律違反で処罰の対象となります。 しかし、「利息制限法」の上限以上の金利を課しても、処罰の対象にはなりません。 この状況を逆手にとって、業界は法律よりも高い金利で長いこと貸し出ししていました。